奥さまの
お財布救援隊!女性誌の謎の言葉たち

 

しゃれの視点で取り上げた「ふわゆら」は女性誌から始まった言葉で、今ではすっかりおなじみになりました。「ちょい悪(ちょいわる)」も「レオン」という男性ファッション誌から飛び出した言葉で、最近のファッション誌はこんな“造語”にあふれています。そして、そのほとんどが“分かる人にしか分からない”謎の造語。意味を知ってるからと言って得にもなりませんが、世間話のネタの一つに覚えておくといいかもしれません。

 

女 と書いて 「アデージョ」

「ちょい悪」を世に出した「LEON(レオン)」の女性版「NIKITA(ニキータ)」(主婦と生活社)が作った造語で、お金と貫禄があかっこいい女性をさすそうですこの雑誌のターゲットは年収800万円以上の30代女性。とにかく“男にモテ”ことをテーマに、「必要なのは“若さ”じゃなくて“テクニック”」と言い切り、艶女(アデージョ)の反対語は「駄目女(ダメージョ)」、ライバルにもならない女性は「地味女(ジミータ)」、けばけばしい女性は「派手女(ハデージョ)」と見下します。艶女にふさわしいのは「艶男(アデオス)」、ファッションのポイントはぷりっと上がった「艶尻(アデジリ)」なのだとか。そのうち、「艶女が次に目指すのは“艶婆”(アデンマ)」なんていう造語もできそうですね。怖いわぁ。

レビッチ

「セレブ愛用コスメ」「セレブ流ダイエット」「セレブの着まわし術」……なんでも「セレブ」をつければいいってもんじゃないでしょうと突っ込みたくなりますが、お上品なセレブでありながら強気で自由奔放な女性を「セレビッチ」と呼ぶそうです。セレビッチを代表する雑誌「GLAMOROUS(グラマラス)」(講談社)のテーマは「一生、女! 一生、美人! 一生、ミーハー!」で、自分への投資を惜しまない20代から30代の働く女性に好評なようです。ちなみに、「セレビッチ」の発案者(?)は漫画家の辛酸なめ子さんです。

 

ュクス

「贅沢」を意味するフランス語で、「自分にとっての贅沢」「安らぎのある贅沢」を意味します。値段や知名度に関係なく、自分が本当に気にいったものを手にすることこそが真の贅沢であるという考え方だそうで、「ちょっとリュクスな毎日」「こだわりのリュクスな空間」などと使います。物質的な贅沢さより心の余裕を感じさせる豊さといったところでしょうか。それにしても、ある事柄を一つの言葉でくくった途端、まったくつまらないものに思えてくるのは何故でしょうね。