ビこころの♪

 椿油といえば少し古臭いイメージで、においも独特なためか、特に若い人たちからは敬遠されがちでした。でも、「TSUBAKI」シャンプーの効果もあり、最近注目が集まっています。

 椿油の主成分は人の肌にもっとも多いといわれるオレイン酸です。皮脂に近いので人肌になじみやすく、カビやダニといった外敵から肌を守ってくれるばかりか、肌の内部にある水分の蒸発を防ぎ、潤いのある肌を保つために欠かせません。皮脂がなくなると肌は乾燥し、アレルギーなどの原因にもなります。椿油をぬることで肌の潤いが保たれ、若々しい肌を取り戻すことができるのです。

 椿油の効果をさらに実感できるのは髪に使用したときではないでしょうか。パーマ、カラーリング、整髪料、ブリーチなどでヘアスタイルを楽しむことはできますが、髪に与えるダメージは計り知れませんね。健康な髪とはキューティクルが整っている状態をいうのはご存知でしょう。髪につやがない、なめらかさがない、枝毛や切毛になりやすいというのはキューティクルが傷んでいるからです。パーマやカラーリングによって一度痛んでしまったキューティクルは修復できません。

 

★椿油でキューティクルケア

 椿油を髪になじませるとキューティクルがはがれるのを防ぎ、髪の内部に水分を閉じ込めることができます。おすすめの使い方は「椿油パック」です。洗髪の前に椿油を髪になじませて、あとは普通にシャンプーするだけ。椿油がドライヤーの熱から髪を守ってくれますし、つやもよみがえりますよ。さらに椿油には静電気を抑え、紫外線を通さないという特性もあります。

 ただし、ねこっ毛のような細い髪の人には油分が重すぎるかもしれません。まずは「ちょっと少なすぎるかな?」と思うくらいの量で試してみるといいでしょう。春風になびくサラサラヘア、きっと素敵ですよ!

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